qpopperに関するメモ Turbo Linux ServerでインストールされるPOPではAPOPに 対応していないため、qpopper等APOPに対応したpopperを導 入することが望ましい。 Vine用に作成されたqpopperのRPMがTurbo Linux Severで も使用できたので、導入方法について記述する。 ※APOPとは APOPとは、POPを普通に使えば「パスワードまで平文で流 れてしまう」のを、使い捨てのパスワードを使用することに より、パスワードの漏洩が少なくなるようにするための仕組 み(プロトコル)です。SSL等と違い電文まで暗号化されませ んが、パスワードを漏洩させにくくすることによりサーバー をクラックされる可能性を低くすることができます。 ※入手先 私は以下の場所からSRPMを入手し、Turbo Linux Sever上で リビルドしました。 http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/Security/Download/qpopper-3.0.2-1.src.rpm ※リビルド/導入 上記のパッケージは実行形式のパッケージではないので リビルド(再構成)が必要となります。 以下のコマンドを使用してリビルドを行います。 # rpm --rebuild qpopper-3.0.2-1.src.rpm /usr/src/turbo/RPMディレクトリにqpopper-3.0.2-1.rpmが 作成されます。 RPMコマンドでインストールを行います。 # rpm -ivh qpopper-3.0.2-1.rpm 次に、popauth(popの設定プログラム)が内部的に使用する ユーザーpopを登録します。popユーザーはホームディレクト リもログインシェルも存在しないようにしておきます。 /etc/passwdファイルをvi等のエディタで編集し、以下の エントリを追加します。 pop:x:1000:99::/dev/null:/dev/null 第3パラメータのユーザーSIDと、第4パラメータは上記 以外の任意の値でも良いですが、他のユーザーとかぶらない ように気をつけます。 次に、/etc/inetd.confファイルを編集し、現在のpopの エントリをqpopper用に変更します。 #pop-3 stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd ipop3d pop-3 stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.qpopper ipop3dの行をコメントアウトし、新たにin.qpopperの行を 追加します。 /etc/inetd.confを編集したら、以下のコマンドを実行しinetd の初期化を行います。 # killall -HUP inetd 以上でインストールは終了で、次にユーザーが実際にAPOPを 使用するための設定を行います。 1)qpopperが使用するデータベースを初期化します。 # popauth -init 2)APOPを使用するユーザーを登録します。 # popauth -user username [usernameは登録するユーザー] なお、"popauth -user ...."で設定していないユーザーに ついてはAPOPを使用できず、通常のPOPを使用することになり ます。 3)APOPを使用できるユーザーを確認 # popauth -list セキュリティに気をつけることはネットワーク管理者として 重要なことだと考えます。最低限のセキュリティとしてqpopper を導入することをお勧めいたします。