struts環境設定の覚え書き 2002/05/16 S34宗近(munetika@s34.co.jp) strutsとはWebアプリケーション開発の為の優れた Javaのフレームワークです。 Vine Linux 2.1.5上で、strutsの環境を構築しまし た。 1.動作を確認した環境 Vine Linux 2.1.5 Java2 SDK 1.4.0 Tomcat3.3 Struts1.0.2 2002/05現在Tomcatのバージョンは4.0.3が最新なの ですが、現在ちまたに溢れている書籍等の文献がバー ジョン3を対象にしていること。バージョン3とバージ ョン4の間には多少互換性の問題もあることから、バー ジョン3を用いて説明することとします。 2.Java2 SDKの入手 動作だけならJavaの実行環境だけでよいと思われま すが、念のため開発環境までインストールします。 下記のページからたどって、Java2 SDKを入手します。 http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/download.html 今回導入したRedHat系列ですので、rpmを入手しイン ストールを行いました。 ダウンロードするのは以下のファイルです。 このファイルに実行権限を与え実行することでライ センス条件を表示しながら展開されます。 j2sdk-1_4_0-linux-i386-rpm.bin ( chmod 755 j2sdk-1_4_0-linux-i386-rpm.bin 等と して実行権限を与え、./j2sdk-1_4_0-linux-i386-rpm.bin 等として実行する。実行するとmoreをつかってライセンス が表示される。SPACEキー等をつかってスクロールし 「展開してもいいか?」というようなメッセージが表示 されたら、y+Enterとすると展開がはじまる) 展開されてできたj2sdk-1_4_0-linux-i386.rpmを rpmコマンドを使用してインストールします。 # rpm -ivh j2sdk-1_4_0-linux-i386.rpm ~/.bash_profile(シェルがbashの場合)を編集し 環境変数JAVA_HOMEとPATHを編集します。 export JAVA_HOME=/usr/java/j2sdk1.4.0 export PATH=$PATH:$TOMCAT_HOME/bin source ~./bash_profile 等とし環境変数を反映 させたあと、正しく設定されたかどうか調べる為に javaのバージョンを調べます。 # java -version とコマンドを入力し、以下のように 表示されればOK java version "1.4.0" Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.0-b92) Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.4.0-b92, mixed mode) 3.Tomcatの導入 Tomcatを雑誌の附録あたりか、Apache Jakarta Project のページからダウンロードします。 http://jakarta.apache.org/builds/jakarta-tomcat/release/v3.3.1/bin/ 上記のURLからjakarta-tomcat-3.3.1.tar.gzを入手します。 実はソースからコンパイルしてインストールすることもできるの ですが、ant等のツールの導入が必要になり、上級者以外にはお勧め できません。従いまして、今回は入手したバイナリ版をもって導入 することとします。 jakarta-tomcat-3.3.1.tar.gzを適当なディレクトリに展開 します。 # tar xvfz jakarta-tomcat-3.3.1.tar.gz 展開するとjakarta-tomcat-3.3.1というディレクトリが作成 されるのでディレクトリ構成を維持して適当なディレクトリに コピーします。私は/varディレクトリにコピーしました。 # cp -apf jakarta-tomcat-3.3.1 /var ~/.bash_profileに環境変数TOMCAT_HOMEを追加します。 export TOMCAT_HOME=/varjakarta-tomcat-3.3.1 次にTomcatの実行および停止用のスクリプトに実効権限を 与えます。 # cd $TOMCAT_HOME/bin # chmod 755 *.sh $TOMCAT_HOME/binにある各種スクリプトのうち、*.batは Windows用のファイル、*.shはUNIX/Linux用のファイルです。 環境設定が済んだら、Tomcatを起動して動作を確認します。 ターミナルを開き、下記の用にTomcat開始のスクリプトを実 行します。 # $TOMCAT_HONE/bin/startup.sh 起動するとつらつらとメッセージが流れ、最期に以下の ようなメッセージが表示されます。この時点でTomcatの起動 は完了しています。 2002-05-16 11:14:47 - Http10Interceptor: Starting on 8080 2002-05-16 11:14:48 - Ajp12Interceptor: Starting on 8007 2002-05-16 11:14:48 - Ajp13Interceptor: Starting on 8009 EmbededTomcat: Startup time 1122 実行に使用したターミナルは最小化でもしておきます。 Mozilla等のブラウザで、Tomcatの起動を確認します。 http://ip-address.of.tomcat-server:8080 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ この部分をTomcatを起動しているサーバー名に置換 山猫(?)の画面が表示されれば、実行されています。 4.Strutsの導入 いよいよStrutsの導入にとりかかります。といっても 必要なファイルを幾つかコピーするだけで導入は完了し ます。 以下のURLからStrutsを入手します。 http://jakarta.apache.org/builds/jakarta-struts/release/v1.0.2/ 入手したjakarta-struts-1.0.2.tar.gzを適当なディレクトリに 展開します。 # tar xvfz jakarta-struts-1.0.2.tar.gz 展開してできたjakarta-struts-1.0.2のwebapps以下の*.war ファイルを$TOMCAT/webappsディレクトリにコピーします。 # cp jakarta-struts-1.0.2/webapps/*.war $TOMCAT/webapps コピーしたら、一度Tomcatの再起動をおこないます。 $TOMCAT_HOME/bin/shutdown.shを別のターミナルで実行し Tomcatを停止します。$TOMCAT_HOME/bin/startup.shを実行 し起動すると、先程コピーした*.warファイルが展開されて Strutsの環境がセットされます。 再びmozilla等のブラウザで下記のURLを確認し、 "Powered by Struts"のロゴが表示された画面が表示 されればStrutsの導入は成功です。 http://ip-address.of.tomcat-server:8080/struts-example/ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ この部分をTomcatを起動しているサーバー名に置換 [おまけ] お世話になっている文献のURLです http://www3.coara.or.jp/~agt/struts/ http://homepage2.nifty.com/ymagic/struts/index.html