1歳半〜3歳での習慣が一生を決める!自律&自立を目指す子育て
モンテッソーリの教材やお仕事(知育教材)の記事をアップしましたが、
モンテッソーリ教育でもっとも重要なのは マニュアルめいた知育教材ではなく、
子供たちの「自立」と「自律」です。
Contents
1歳半〜3歳での習慣が一生を決める!自律&自立を目指す子育て
日々の生活の中で 子供たちが意欲的に自分の事やおうちでのお手伝いをこなすことによって
生きていく術を身につけることがもっとも重要です。
1歳半〜3歳までの間が人間としての土台ができる一生のうち、一番重要な時期
人間は、3歳まではスポンジのようになんでも吸収していくことができます。さまざまな物事、景色、習慣、言語などを吸収し、心の中にたくさんストックしてゆきます。
3歳以降になると、いままでストックしてきたものを整理するようになります。
3歳までに人格形成の土台ができるので、できるだけよい環境(習慣、美しい言葉、音楽、生活空間、愛されている肯定感、豊かな文化や自然、健康的な食生活)が身近にあることが望ましいとされています。
子供には「敏感期」というものが存在し、成長過程では逃してはならない貴重な成長時期がある
人間のはじめの敏感期は1歳半ごろからはじまります。
自我の芽生えとともに、いろんなものにこだわりや興味が出て、世のかなでは「イヤイヤ期」と呼ばれています。
いま、我が家の娘も1歳10ヶ月で絶賛イヤイヤ期。そして、ゴソゴソ期?でもあります。
「イヤイヤ」や「ゴソゴソ」の中には 娘のこだわりや研究心がたくさん詰まっているようなのです。
「イヤイヤ」の原因は「執着」だったり、「秩序」だったり、時と場合によるのですが
じっくり観察して、危険がない限りはじっくり見届けたい、、、と努力しています。笑 (解明不可能なことも多々ありますが)
「ゴソゴソ」に関しては、なにかをあさくったり、いじられては困るので ついつい止めてしまいがちですが、
手先の使い方の「敏感期」で、こちらも赤ちゃんにとって重要な「お仕事」なのだそうです。
その時々、「ゴソゴソ」よくいじっている&いじりたがるものを観察し、いじられては困るもの、危ないものは手の届かないところに置き、「おもちゃ」として子供がいじりたがった同じようなもので、安全なものに代換えして用意してあげるようにしています。
子供の興味がある生活雑貨をおもちゃに変える
たとえば、、つい危ないから、と取り上げてしまうハサミ。
取り上げても どこからか さばくって見つけてきていじりたがるので
我が家はアンパンマンの紙専用のはさみをプレゼントしました。
紙しかきれない&刃先もプラスチック製で丸いし、長さもないので安全して渡してあげれます。
子供にははさみを開く行為も難しいのですが、はさみの持ち手に自動で?開くバネのようなものが付いており、はじめてのはさみにもオススメです。
洗濯バサミも、普段外でつかっているので あまり渡したくありません。(口にいれるので)
が、娘は洗濯バサミをいじりたがります。
洗濯バサミははさみの練習にもなり、とてもよい遊び道具なのだとか。
我が家では 娘専用に 綺麗に洗って 遊び道具専用の洗濯バサミを用意して部屋においてあります。
子供の自分でやりたい!をキャッチし、どうすれば子供ができるようになるのかを工夫する
最近 我が家の娘も 少しずつ「自分でやりたい!」が垣間見えてきております。
「子供にやらせると時間がかかって ついつい自分でやってしまう」「(できないと思うから)やってしまう」ことって多々あり、反省の日々ですが、
よかれと思って やってしまうと、あとあと子供にとってもよくないのだそうです。
自分で手を洗う習慣をつける
たとえば、我が家でいうと、顔が汚れていると、ついついティッシュや濡れタオルで子供の顔を拭いてあげてしまっていたり、食事の前に濡れティッシュで手を拭いてあげていました。
こどもでは一般家庭の洗面台では手が届かないので、持ち上げたりして(持ち上げつつ、手を伸ばさせたり、蛇口をひねったり、、と、結構大変ですよね)手を洗わせる必要があるので、ついついおしぼりや濡れティッシュで手拭きをしてしまっておりました。
顔を洗うのも、手を洗うのも子供にとっては技術がいることです。
逆に言うと、おしぼりや濡れティッシュで手や顔を拭いてあげる行為は
大人が勉強の機会を奪っているので子供の技術も身につきませんよね、、。
手洗い顔洗いは 大人になるうちに いつかはできるようになるでしょうけども、手先の発達と脳の発達は関連しているので、敏感期に手指をよく動かすことが重要です。
自分でやりたいという自立の敏感期を逃してしまうと 自分でできない 他人任せな習慣が身についてしまうことも見逃せない点です。
ついつい私がやってしまっていた 手拭き。
習慣を改めまして、食事まえには自分で手洗い!の習慣づけのために ステッパーを購入してみました。
子供ができないことは、やってあげるのではなく、できるように工夫をしてあげることが大切なのだと学びました。
1歳〜3歳へのおすすめ踏み台
娘は83cmくらいの身長なので 2段の少し高さのある踏み台じゃないと手が届きませんでした。
踏み台 木製 子供 2段 ブラウン&ホワイト ナチュラル雑貨 ふみ台 子ども 踏み台 木製 子供 ナチュラル雑貨 ステップ台
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全体サイズ:W36cm×D31cm×H32cm
下段:D23cm
上段:D18cm
重量:約2.6kg
2段タイプのものは、高さが控えめで 身長80cm台の子にとっては少したりないのですが、こちらの踏み台は32cmあるので
蛇口に手が届きます。
↑こちらは少し高さが足りないのですが、シャワーノズルが伸びるタイプの蛇口でしたら 手が届く、といったかんじです。
1段のものでは手が届かず、結局持ち上げないといけないし、大人用の踏み台のように高いと登らないといけない&落下が心配なので
2段の少し高さがあるものが良さそうです。
狭い我が家の洗面所(幅60cm)でも すっぽりおさまり 余裕があります。
娘がつかっていないときでも 出しっ放しですが、そこまで邪魔には思っていません。
いつかトイレトレーニングでも使えそうなので、よい投資だったのではないかな、と思っています。
娘は、手を洗ったら食事なんだな、、と ちょっと習慣がついてきたのか
ご機嫌で手を洗った後、前よりはすんなり食事の椅子に座ってくれるようになりました。
(こどもってなんでか 蛇口や水道、水が大好きですよね)
まだまだ手洗いも 水遊びのような気持ちでやっている雰囲気でしが、自分でやること!が大事なので、
こどもが自分でできるように環境を整えるのが私の仕事かなぁなんておもって のらりくらりやっています。
↓とってもためになる 私の参考図書です♥↓
モンテッソーリ教育おすすめ図書
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